横浜中華街にある「謝甜記（しゃてんき）」は、行列のできる中国粥専門店です。
「風邪の時に食べるお粥でしょ？」と思われるかもしれませんが、優しくて深い味がやみつきになるお粥を提供しています。
今回、店頭のサンタクロースが目印の「謝甜記 貮号店」に行ってきたので、店内の雰囲気、メニュー、味をレポートしていきます。
謝甜記 貮号店とは？
「謝甜記」は、1951年創業の中国粥専門店です。
お粥は、生の米から干し貝柱､乾燥カキ､鶏を一緒に4時間かけて煮込み、フランス産の塩を使用しています。
深い味わいが特徴で、並んでも食べたいと思わせるお店です。
謝甜記のアイコンはサンタクロースです！真っ赤なサンタが店頭でお出迎えしてくれます。
謝甜記 貮号店の雰囲気
謝甜記 本店は真っ赤な店構えで「ザ・中華！」という雰囲気ですが、貮号店は白を基調にしモダンでスッキリとした内装となっています。
2012年に移転オープンし、清潔感もあります。
店内手前側がテーブル席、奥に円卓があり50名ほど入れるようになっています。
所々に中華な飾り付けがあるので、辺りを見回して飽きません。
謝甜記のお粥の製法と格言が書かれた、なんだか難有そうな書もありました・・・！
謝甜記 貮号店のメニュー
謝甜記 貮号店のメニューは分厚く、品揃えが豊富です。
お粥、点心、野菜、海鮮、湯類、蟹・海老、デザート、期間限定メニューと中国粥以外にも多種揃っています。
中国粥
中国粥は20種類ほどあります。サイズは2通りあります。
- 普通・・・らーめんどんぶりサイズ
- 中椀・・・普通サイズの半分
お値段的には「普通」サイズがお得ですが、あれこれ食べるなら「中椀」が調度良いかもしれません。
お値段は410円〜2,320円まで、幅が広いですが、大体は800円以下で食べられるメニューばかりです。
野菜・豆腐・海鮮
謝甜記は、お粥以外にも広東系の料理が数多くあります。
空芯菜炒め、麻婆豆腐、牡蠣のオイスターソース炒め、ふかひれスープ、かに玉、エビチリなど、日本人好みの中華が揃っています。
点心
お粥と一緒に頼まれることが多いのが、点心です。バリエーションも豊富です。
焼き餃子はビッグサイズでおすすめだそうです。
デザートは杏仁豆腐があります。お酒は中国酒が豊富にありました。
謝甜記で注文したもの
今回、2つの料理を注文しました。合計1,800円です。
- ごもくかゆ（中椀）・・・640円（税込）
- 五色点心・・・1,160円（税込）
ごもくかゆ（什錦魚生粥）
ごもくかゆは、海老、イカ、白身魚、白菜、ネギが入ったお粥です。
出汁が美味しく、優しくあっさりしているのに深い味わいです。
付け合せでザーサイとネギがありますが、これがまた絶妙な味付けと食感で美味しく、味変にもってこいです。
中椀だとスルスル食べられ、これは元気な時でも食べたくなるお粥です♪
「五目はどこへ？」と思われたかもしれませんが、中にしっかり具が入っていました。
海老は大きく、ゴロゴロと具材が入っているのも嬉しいですね。
五色点心
五色点心は、フカヒレ餃子、海老入り焼売、小籠包、翡翠蒸し餃子、海老蒸し餃子が味わえる点心です。
小さめの点心があれこれ1つずつ食べられる嬉しいセットです♪
「お粥屋で点心・・・」と思って小籠包を油断して食べると、汁が溢れ出すので要注意です！
蒸し餃子は皮がモチモチとして、海老は食感が良く、何を食べても美味しいお店です。
テーブルに置いてある烏龍茶まで本格的で、さすが中華街！と感じる味でした。
謝甜記 貮号店の店舗概要
謝甜記は、横浜中華街に数多くある飲食店の中でも行列のできる有名店です。
まだ行ったことがない方は、4時間煮込んだ出汁の中国粥をぜひ味わってみてくださいね。
■住所：中区山下町189-9辰ビル1F【上海路】
■アクセス：みなとみらい線｢元町･中華街｣駅 徒歩5分、JR根岸線「関内駅」徒歩12分
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